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不眠症の原因で一番多いのがこの「心」でしょう。東洋医学では、7つの強い感情「七情(しちじょう)」が病気の原因になるとしています。7つの感情とは、「怒」「喜」「悲・憂」「恐」「驚」「思」の7つです。
もともと七情は、普通の感情の動きや反応であり、身体が七情に影響されてもすぐに調節されるので病気にはなりません。
しかし、あまりに感情の動きが大きいと、身体が調整できる範囲を超えてしまい、七情と深い繋がりを持つ臓腑が損傷、病気になってしまうのです。
七情にはそれぞれ深い繋がりのある五臓があります。例えば、怒なら「肝」、恐なら「腎」といった具合です。
ストレスが溜まり考えこむ日が続くと、七情の「思」の感情の動きが大きくなります。「思」は「脾」と深いつながりがあり、脾が弱ると気のめぐりが滞るようになり、心を痛めます。
心が消耗することで、動悸を感じたり、眠れないなどの症状が出てくるのです。
呼吸と不眠はとても深い関係があります。不眠症の原因は自律神経のバランスの乱れが原因ですが、深く呼吸をすることで清気を吸い込み濁気を吐き出し、からだの深いところに気を取り込むことができます。気の不足は病の原因となるため、深く呼吸することはとても大切です。
日本の食品には甘味料、着色料、保存料などの食品添加物が多く含まれています。また、加工食品に含まれるトランス脂肪酸なども、米国では含有量の表示の義務づけや使用規制があったりしますが、日本では規制されていません。食品添加物やトランス脂肪酸などを摂取し続けると、身体に毒が溜まり、五臓や気の流れに影響し、いずれは不眠を引き起こします。
気分が落ち込んでいて地面ばかり見て歩く、歩きスマホで首が前かがみになっている、変な体制でゲームやテレビ、スマホを見ているなどしていませんか?どれも悪い姿勢になる典型例です。姿勢が悪くなると前かがみになり、内臓を圧迫してしまいます。そうすると内臓の機能が低下してしまい、不眠の原因となります。
不眠症を改善するためには、ストレスを溜めない事、食生活の改善、正しい呼吸を行う事、姿勢を良くする事と様々あります。
当院では「呼吸」「姿勢」の点から施術アプローチ、自律神経を調整し不眠の改善を図ります。
また、食生活改善のアドバイス、ストレスの解消方法などもアドバイスいたします。